高知地裁での証人尋問
2026年10月23日
少年院に送致されている少年が、共犯者の公判に東京からオンラインで出廷。約2時間にわたり、初めて公の場で集団の内側を語った。
概要
2026年10月23日、高知地裁で開かれた共犯者(横浜市の IT 関連業の男性被告、29)の公判に、少年が証人としてオンライン出廷した。東京から音声のみが聞こえる形で、検察・弁護側の質問に約2時間答えた。
主な証言
- 荒らし共栄圏は2020年8月ごろ設立。「荒らし行為をする日本最大の組織」をうたい、数万人が緩やかにつながっていた。
- 各部門がどんな荒らしをしているかを把握し、指示していた。
- 偽ロレックス販売は集団の「活動資金を生む手段の一つ」だった。売る本数や地域、人材をさらに拡大しようとしていた。
- 「四国は治安の悪い大都市に比べ、競合が少ない。成功率が高い」。
- 別事件で警視庁の捜査を受けたため国外逃亡を考え、収益の一部を潜伏費用に充てた。「日本と非友好的な関係にある国」へ非正規の手段で出国しようとした。
沈黙
共犯者の弁護人が証言の信用性に関わるとして年齢を尋ねると、少年は「この裁判に関連ありますか?」と反問した後、黙り込んだ。少年が黙ると、その背後に連なる人間たちも再び見えなくなった、と記者は書いている。